ハッセルブラッドの新しい中判ミラーレスカメラX1D

出ましたね。ハッセルブラッドの中判ミラーレス。

X1Dという名称を聞いて、思わず昔のシャープの8ビットパソコンを思い出してしまいました。

それは置いておいて、注目されるのがまず大きさ。やはりミラーレスだけあって、ミラーや光学ファインダーがないので、中判カメラとは思えないほど小さいですね。重さも800gを切るという、大方の35mm判フルサイズデジタル一眼レフより軽い。

デザインはDPREVIEWにいくつか出ています。とてもシンプルで現代的。ボディだけでなく、メニュー画面もうまくデザインされているところはさすがだと思いました。

ミラーレスということで、マウントアダプタを介していろいろなレンズを付けて遊びたいという考えもよぎるのですが、残念ながらこのカメラにはフォーカルプレーンシャッターが付いていませんし、電子シャッターも非対応です。これはそういった使い方をするにはハードルです。シャッター付きマウントアダプタがあれば話は別ですが。ここらへんはちょっとがっかりした部分です。「Game Changer」を謳うならばフォーカルプレーンシャッターも内蔵してレンズシャッターとの選択式にして欲しかったですね。レンズシャッター専用機ということになってしまいましたが、ストロボ同調速度やブレの少なさなどといったメリットがあります。

イメージセンサーの大きさを活かして、マルチアスペクトなどの機能があればよかったのですが、そういった機能は無さそうです。後からファームウェア更新で付かないですかね。

価格は日本円にして本体が約100万円、高いのか安いのかは微妙ですね。ライカSLの、ファン以外にとって分かりづらい圧倒的割高な価格設定と比べると、似たような価格ながらこちらは中判であることによって極めてリーズナブルに見えます。他方で、一眼レフであるペンタックス645Zと比べると、内部の機構の違いを考えた場合かなり高く感じます。ミラーレスならではのメリットや、ハッセルのブランドに価格分の価値を見いだせるならばX1Dは魅力的でしょう。個人的には今のところ、どちらかをあげると言われれば645Zを取るかもしれません。それにしてもこの機種は645Zにとっては脅威と成りうる存在になりそうですね。